[NDS]CS---5.フォーメーションを設定する


それではフォーメーションの設定をしようと思います。
簡単な操作でフォーメーション登録ができますのでやってみてくださいね。
まずは、Baseから受け取れるHUDボタンのおさらいです。


これがBaseやSheetを操作できるHUDになります。
ボタンの機能は以下の通りです。
①…フォーメーションの新しい位置ポイントを登録します。
②…既に登録したフォーメーションの位置ポイントを更新します。
③…登録したフォーメーションの位置ポイントを削除します。
④…新しいSheetをRezします。
⑤…登録したフォーメーションの位置ポイントを指定しSheetを移動させます。
⑥…移動中のSheetを停止させます。
⑦…Sheetを表示します。
⑧…Sheetを非表示にします。
⑨…Baseを位置登録された一番近いポイントに移動させます。
⑩…Baseの現在の位置を登録し、各システムにその位置を伝達します。
⑪…Sheetをベースの位置登録した位置へ移動させます。
⑫…Sheetを削除します。
⑬…@から始まる名前のノートで設定したオブジェクトグループをREZし、設定したコマンドを発言します。
⑭…各システムのチャンネルを変更できます。
⑮…各システムにノートカードを読み込ませたり位置情報を吐き出させる時に使用します。
⑯…ノートカードやフォーメーション用のマーカーなどを削除する際に使用します。
以上のボタンを把握したら早速フォーメーションを登録していきましょう。

まずはシートにBaseの位置を把握させます。
10番の紫色のピンボタンをクリックしてください。
何故Baseの位置を記録させるかというと、NDSのSheetはBaseの位置を基点として相対的に自分の位置を記録します。
Sheetを召喚した時にSheetは自動でBaseの位置は既に確認しているようですが、念の為もう一度SheetにBaseの位置を把握させておきます。(念には念を、です)
ピンボタンをクリックするとSheetがベースの位置を確認しましたと喋るはずです。

この作業後に何等かの理由でベースの位置を変更した場合は10番のピンボタンを押し直すのを忘れないでください。
ただし、既に登録したフォーメーションのポイントも変更位置に付随して代わってしまうので位置の修正が必要になってきます。

ではフォーメーションを登録していきましょう。

最初はINIT(初期位置)を登録します。
INITとはBaseからSheetを召喚したときにRezさせる位置です。
ここで言うSheet召喚とはHUDの4番のボタンを押してSheetを1枚、2枚と増やしていくことではなく、全てが終わった後にBaseに設定の終わったSheetを内包し、演目をやる際にSheetをBaseから呼び出すことを言います。
言っている意味が分からない場合は、とりあえず初期位置にしたい場所を選んで登録しましょう。
俺の場合はINITは舞台裏に設定しています。
ではINITを登録しましょう。
Sheetを好きな位置に移動させます。
もしSheetに座って移動させる場合は、Sheetが非表示になっていると思いますので選択しやすいようにSheetを表示させておきましょう。
Sheetを表示させるボタンはHudの7番の緑でチェックマークの入ったボタンです。
移動させたらHUDの2番の黄色いボタンを押して、降りてきたダイアログからINITボタンを選び、押下します。
たったこれだけです。



続いてフォーメーションを必要なだけ登録します。
Sheetを好きな位置に移動させます。
Sheetを好きな位置に移動させたら1番のボタンを押してください。
するとダイアログが出てきますので好きな名前をつけます。
注意して頂きたいのは、あまりにも長い名前を付けないということです。
あまりにも長い名前を登録してしまうとエラーを起こしてしまいます。
長くても15字程度に収めておいたほうがいいと思います。
ここでは例としてPoint1とつけます。
すると再びダイアログが出てきますので、Point1のフォーメーションまで移動するのにどのくらいの時間をかけるかを入力します。
ここでは2秒かけてPoint1に移動させたい為、2.0秒に設定します。
これで1つのフォーメーションが登録できました。



フォーメーションを登録すると矢印マークが出てどこにフォーメーションを登録したか、向きはどうなっているかを教えてくれます。
Sheetごとに矢印の色が違うのでわかりやすいと思います。
あとはこれを繰り返すだけです。
一瞬で移動させたい場合は0秒ではなく、0.1秒を設定します。
すみません、0秒でもいけるみたいです。
たくさんフォーメーションを登録する時はプリム数に空きがあるかを確認しておいた方がいいですね。

では、登録したフォーメーションを動かしてみましょう。

登録したフォーメーションを動かすにはHUDの5番の横三角マークを押します。
するとダイアログが降りてきて、今まで登録したポイント名が表示されているかと思いますので、押してみましょう。
設定した秒数をかけてそのポイントまで移動するはずです。
ちなみに、INITは瞬間移動固定となります。



では次に登録したフォーメーションを修正する方法です。
既に登録したポイントの秒数や位置を変更したい場合、HUDの2番のボタンを使います。
例ではPoint1の場所を変更し、Point2の秒数を0.1秒(瞬間移動)から5秒に変更します。
どちらも同じ操作です。場所を移動したければSheetの場所を移動させ、2番のボタンを押して変更したいポイント名を選択します。
選択したら秒数指定のダイアログが出てくるので、当初と同じ秒数2秒を入力して送信します。
秒数だけ変更したい場合は、5番の再生ボタンを押して目的のポイントへ移動した後、2番ボタンを押して変更したいポイント名を入力し、秒数を変更したいものにして送信します。



修正作業が終わったら5番の再生ボタンで修正されたかチェックします。
どうですか?修正できているでしょうか。
え?名前を変更したい?それはちょっと待ってくださいね。

最後に、登録したポイントを削除する方法です。
ポイントを削除するのはHUDの3番の赤いボタンです。
3番を押すとダイアログが出てくるので不要なポイント名をクリックします。
これだけで不要なポイントの削除ができます。



フォーメーションが完成したら位置情報を書き出してノートカードにします。
ノートカードに記録してSheetやBaseに入れておくことで誤ってSheetやBaseをリセットしてしまっても位置情報を読み込み直すことができます。

特に難しくはないので頑張ってください。

HUDの15番のフロッピーボタンを押します。
降りてきたダイアログのOutputを押します
するとチャット欄にSheetの位置情報が吐き出されます。

この吐き出された位置情報をコピーして新規でノートカードを作りノートカードの名前を『!』から始まる名前にして中身にコピーしたものを貼り付けます。
必ずこのノートカードの名前の先頭には!マークをつけてください。

位置情報をコピーした際に時間やSheetの名前までコピーされているかと思いますが、このままで大丈夫です。

さて、この段階で先ほど置いておいたポイント名の修正です。
修正したい名前を探し出してその部分を修正するだけです。
Sheet番号:ポイント名=<位置>|<角度>|秒数
という書式になっているので、ポイント名の部分を変更したい名前に全て修正します。
Sheetの数だけ同じ名前がありますので漏れのないよう地道に修正してください。

貼り付けや修正が終わったら保存して、全てのSheetとBaseの中にこのノートを放り込み、再びHUD15番のフロッピーボタンを押してLoadPosボタンを押します。
読み込みが始ますので完了を待ちます。



ここまでついてこれましたか?
フォーメーション登録とても簡単だったと思います。

ノートカードに記録して読み込ませた後にあと一つポイントを追加したいということもあるかと思います。
そういった場合はHUDで通常通りの操作をして新規でポイント登録できます。
追加した後はOutPutの作業をもう一度してノートカードを書き換えてくださいね。

ここで素朴な疑問が出てきた方もいるのではないでしょうか。
フォーメーションってBaseからもらえるこのHUDを使わないと動かせないの??というあたりです。
答えは『NO』です。
ポイント名を登録しましたよね。
このポイント名を使ってチャットでも前回使ったCommanderなどの別のHUDを使って動かすことができます。
試しに『/自分のシートチャンネル ポイント名』(例:/123458 Point1)をチャット欄に打ち込んでみてください。
指定したポイントまで動いたはずです。


では次回は前回フォーメーションのちょっとした小技とアニメを動かすのに使ったCommanderでフォーメーションを動かしてみます。




spacer

0 件のコメント:

コメントを投稿